こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「只管!漢検読み問題(準1級)」の公式ブログです。
いきなりですが、この記事を書いている私Mは漢検準1級を取得しておりません。
高校生の頃に2級に一発合格し、そのまま流れで準1級も受検したものの、惨敗でした。
200点満点で8割、160点以上正解すれば合格となりますが、半分にも届かない2ケタの点数だったことを記憶しています。
この2つの級の間には、とても高い壁があるんですよね……。
その後は受検することもなく社会人となり、縁あってこのブログや読み問題のサイトに携わってはいるものの、恐らく今受検しても点数はあの頃と同じぐらいだと思います。
しかし、本当にそれでいいのか? 準1級取ってみたいんじゃないのか?
そんな気持ちはずっと自分の中に、うっすらとですがあったと思います。
読み問題サイトやTwitterを利用してくださっている方々の頑張りも日々見ていますからね。
だからこれから、いつか実際に受検するつもりで少しずつでも勉強をしていってみようかなと考えています。
そう、いつか。きっと。笑
「カバー率測定問題集」を購入してみた
「カバー率測定問題集」の内容
第一段階として、久しぶりに問題集を購入しました。
「カバー率測定問題集 漢検マスター準1級 改訂第2版」です。
「漢検 勉強法」で検索して先輩方のお話を読んでいるとよく登場する、あの「カバー率」です。
公式サイト(ナツメ社)によると、「カバー率」とは
その本で試験の単語や問題をどのくらいカバー(的中・得点)できるかという割合のこと
だそうです。
この問題集では、過去15年間に出題された語句が出題回数に応じてA~Cの3つのランクに分類されています。
Aランクをマスターすれば50%、Bランクで70%、Cランクで80%カバーできるため、この1冊を完璧に覚えれば8割は正解できることになるようです。
準1級の試験問題は12個のジャンルから構成されていますが、各ランクでジャンルごとに問題がまとめられています。
問題のすぐ下に赤シートで隠せる解答が載っていて、語句の意味も書かれているため、辞書を引かなくても語句と意味を結びつけて覚えられる仕様になっています。
頻出問題から順番に覚えていくことができ、効率よく勉強するのに良さそうだな、と感じたのも購入した理由のひとつです。
別冊『カコカン』
この問題集には、別冊で「ランキングBOOK『カコカン』」というものが付属しています。
こちらには準1級漢字が全てまとめられていて、それぞれ音読み訓読みや用例、過去15年間の出題回数も掲載されています。
出題回数の多いものだけ優先して覚えることができますし、とにかく全ての漢字を覚えてやるんだ! という使い方もできると思います。
また、許容字体の一覧や、表外の読みの頻出ランキングなどが掲載されているのも便利だと思いました。
その他
その他、本の最初には各ジャンルの配点や出題傾向などもまとめられています。
例えば、漢検準1級では準1級漢字だけでなく2級以下の漢字も出題されるそうなのですが、その割合も分析されていますし、漢字を書く際の注意点なども掲載されています。
受検方法も載っているので、まだ漢検を受けたことがない人や、私のようにブランクがある人にも便利だなと思いました。
(ある程度はどの問題集でも同じかもしれませんが)
今後の目標
私が過去の受検の際に持っていたのは試験問題集で、いわゆる過去問題集に近いものだったので、もしかしたら1冊目にはあまり向いていなかったのかなと思います。
(もちろん勉強量が圧倒的に足りていなかったというのが大前提にありますが。笑)
とはいえ、「カバー率」をマスターしたあとに実際の試験を想定した練習には使えそうなので、また後々再利用してみようと思っています。
とりあえずこれから、まずは「カバー率」のAランクを勉強していこうと思います!
勉強の過程は、随時このブログにまとめていけたら良いなと考えております。
スマホで気軽に読み問題を練習したい方は、こちらのサイトも利用してみてくださいね♪
コメント
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