漢検準1級で出題される漢字の数は?

漢検について

こんにちは!
只管!漢検読み問題(準1級)」の公式ブログです。

漢検準1級を受けるにあたって、一体どれくらいの漢字を覚えなければならないのか、気になる方も多いと思います。
今回は漢検で出題される漢字の数について調べてみました。

2級までの漢字の数は?

漢検には10~1級までの級があります。

10~5級は小学生の学習漢字が対象で、5級が小学校6年生修了程度(1026字)となっています。
小学校までで1000字以上もの漢字を習っているんですね。

4級は中学校在学程度(1339字)、3級は中学校卒業程度(1623字)、準2級は高校在学程度(1951字)となっていて、級が上がるごとに対象となる漢字が増えていきます。

その上の2級は高校卒業・大学・一般程度(2136字)で、「常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル」とされています。
常用漢字とは「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」として内閣告示の「常用漢字表」にまとめられている漢字のことです。
当初は1945字でしたが、2010年に2136字へと改定されました。
2級までの漢字をマスターしていれば、一般的な文章の読み書きではほぼ困ることはないと思われます。

ちなみに10~2級までの級別漢字表は、漢検の公式サイトで確認できます。

 

準1級の漢字の数は?

では、そのさらに上の級になるとどうなるのでしょうか……。
漢検の公式サイトによると、準1級の対象漢字は大学・一般程度(約3000字)となっています。
常用漢字2136字はもちろん、さらに多くの漢字を覚えることが必要になりますね。

具体的な数についてですが、「史上最強の漢検マスター準1級問題集」を参考にすると準1級漢字は858字掲載されていました。
2136字+858字で2994字。これだけで約3000字ですね。
準1級からは標準字体だけでなく許容字体も使用できるようになるので、そこを含めるともう少し多くなってきます。
また準1級からは古典的文章も出題され、日常では馴染みのない語句がより増えてくるのでさらに難易度が上がります。

 

1級の漢字の数は?

ちなみに一番上の1級になると、対象漢字は約6000字と一気に増えます。準1級の2倍ですね……。
漢字ってそんなにあったんだ、と驚いてしまうぐらいの数です。
準1級でもかなり難しいなと感じますが、上には上があるんですね。

 

準1級漢字を手軽に覚えたい!

約3000字の漢字が対象となる漢検準1級。
一気に勉強するのは大変ですが、毎日少しずつ覚えていけばきっと合格に近づくはずです。
読み問題の練習には、こちらのサイトもぜひご利用くださいね♪

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