こんにちは!
「只管!漢検読み問題(準1級)」の公式ブログです。
「Anki」というアプリをご存知でしょうか?
その名の通り「暗記」をするためのアプリで、漢検の勉強に利用している人もいるそうです!
今回はAnkiがどのようなものなのか、実際に使いながら見てみたいと思います。
Ankiとは?
Ankiは単語カードや単語帳を作れるアプリです。
コンセプトは「能動的に思い出すテスト」と「間隔をあけた復習」だそうです。
単語カードを作って能動的に学習できるのはもちろん、最適な復習間隔でカードを表示してくれるので、より効率的に暗記をすることができます。
暗記したいカードさえ作ってしまえば、あとは正解率に応じて自動で復習スケジュールを組んでくれるというわけですね。
Ankiアプリはデバイスによって種類が異なります。
iOS版:AnkiMobile Flashcards
Android版:AnkiDroid
「AnkiWeb」というサイトもあり、ここでアカウントを作成すれば全てのアプリでデータを同期することができます。
PC版でしか使えない機能があるため、カードの作成はPCで行い、それをスマホアプリに同期するのがおすすめの利用法です。
もちろん簡単なカード作成はスマホアプリでもできるので、漢検の読み問題ならスマホだけでも十分できると思います。
ちなみにPC版とAndroid版は無料ですが、iOS版のみ有料で価格が3000~4000円となっています。
Ankiのデータを複数のデバイスで共有する方法
Ankiの使い方
今回はPC版を使って、漢字の読み問題を登録する基本的な方法を見ていきたいと思います!
読み問題を追加
まずAnki公式サイトでAnkiをダウンロードし、言語設定などを行うと、メインウィンドウが表示されます。
この画面で「追加」をクリックすると、 追加ウィンドウが表示されます。
「表面」は単語カードの表面、「裏面」は単語カードの裏面のようなイメージです。
表面には漢字や熟語、裏面には読み方を入力していきます。
このように覚えたい熟語と読み方を入力して、下の「追加」をクリックすればOKです。
同じ要領で読み問題を続けて追加していくこともできます。今回は5つ追加してみました。
追加が終わったらメインウィンドウを見てみましょう。
「デッキ」はカードの集まりのことで、単語帳本体のようなイメージです。
「デフォルト」というデッキに先ほど作った新規のカード5枚が追加されているのがわかります。
読み問題を練習
作ったカードを使って実際に読み問題を練習してみましょう。
「デフォルト」をクリックすると、このように概要が表示されます。
「スタート」ボタンをクリックすると、登録されているカードが自動で表示されます。
カードの表面、つまり漢字や熟語だけが表示されるので、読み方を思い浮かべたら下の「解答を表示」をクリックします。
解答が表示されたら、どれぐらい覚えていたかを下の評価ボタンの中から選択します。
不正解だった場合は「やり直し」、覚えていたけれど難しかった場合は「難しい」、というように細かく評価することができ、それに応じた時間間隔で再出題が行われます。
自動で復習スケジュールを組んでくれるのが便利なポイントですね。
これを繰り返し、その日の学習が全て終わると、完了画面が表示されます。
今回はごく基本的な使い方だけを紹介しましたが、Ankiには他にもたくさんの機能があります。
今後も漢検の勉強に役立つ使い方をまとめていきたいと思います。
漢検準1級の読み問題の練習には、こちらのサイトもご利用ください♪
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