こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「漢検 準1級 読み」の公式ブログです☆
なかなか外出できない日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
6月に予定されていた2020年度第1回の漢検も中止になってしまいましたが、
勉強できる期間が増えたとプラスに考えてみるのも良いかもしれませんね。
おうちで過ごす時間が多い今、毎日少しずつ漢字を覚えていくというのも素敵なんじゃないかなと思います。
(と言いつつ、この記事を書いている中の人Mはあまり実践できていないのですが……これから頑張ります!)
さて、私はクイズ番組を見るのが好きで、過去には「東大王」の漢字オセロについての記事も書いています。
4月21日に放送されていた「クイズ!オンリー1」という番組で、漢字がテーマのブロックがあり、
その中で漢検準1級相当の漢字もいくつか登場していたので、少しまとめてみようと思います。
「クイズ!オンリー1」に登場した準1級漢字は?
漢字ブロックの内容
漢字ブロックでは、漢字に詳しい芸能人の方が18名出場されていました。
各問題でたった一人の正解者(オンリー1)になれたら、その場で賞金100万円が貰えるというシステムです。
「漢字」と言っても、問題の内容はかなり幅広かったです。
回転している漢字や重なっている四字熟語が何かを当てるパズル的な問題から、
純粋に漢字の読み方を答える知識問題まで、様々でした。
ひらめき問題と知識問題が入り混じっているような構成で、結構斬新な感じがしましたねー。
その中で、「送りがなクイズ」というコーナーに出てきた漢字5つが、全て「表外の読み」として準1級の範囲に入っているものでした。
登場した準1級漢字まとめ
- 戦ぐ(答えはこちら)
「草や葉に風があたり音をたてる様子」を表す言葉です。
ちょっと意外な読み方だなと感じますが、「戦」という漢字には、「たたかう」という意味の他に「ふるえる」という意味もあるそうです。
「戦く(おのの-く)」という表外の読みもあり、こちらは「恐れや寒さ、興奮などで体がふるえる」という意味です。
ちなみに、同じく「おのの-く」という表外の読みがある「慄」を合わせた「戦慄」という熟語がありますが、
これに送りがなを付けると「戦慄く(わなな-く)」と読むそうです。
「おののく」も「わななく」もほぼ同じ意味のようなので、間違わないよう気をつけて覚えておきたいですね。 - 論う(答えはこちら)
「物事の是非や善悪をあれこれ論じる」「ささいなことを取り立てて大げさに言う」という意味の言葉です。
こちらは以前から読み問題のサイトのほうにも掲載しておりまして、挑戦された皆さんの正答率は74.6%となっています!(2020年4月時点)
「論」という漢字には「物事の道理を説く」という意味があり、「論く(と-く)」という表外の読みもあります。 - 集る(答えはこちら)/集く(答えはこちら)
「集る」は「人が大勢寄り集まる」「虫などが群がる」「人に金品をせびる」といった意味の言葉です。
「集く」は「虫などが群がって鳴く」という意味の言葉です。
こちらはセットで問題に登場していました。どちらも覚えておきましょう。 - 寿ぐ(答えはこちら)
「祝いの言葉を述べる」という意味の言葉です。
「祝ってうたう歌」を表す「寿歌」は「ほぎうた」、もしくは「ことほぎうた」と読むそうです。
「寿」という漢字には、他に「寿(とし)」「寿しい(ひさ-しい)」という表外の読みもあります。
おうち時間で読み問題を勉強しよう!
漢字自体は小学校で習うものでも、送りがなが付くと難しくなるんですね。
今後もクイズ番組に注目していきたいと思います☆
「漢検 準1級 読み」サイトでは、他にも表外の読み問題を掲載しています。
おうち時間やゴールデンウイークのおともに、ぜひご利用くださいね♪↓
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