こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「漢検 準1級 読み」の公式ブログです。
5月26日に発売された、オジンオズボーン篠宮さんの「書けたらカッコイイ 漢字が秒で覚えられる! #秒で漢字暗記」を読んでみました。
昨年からTwitterなどで話題になっている、篠宮さん独自の漢字暗記法「秒で漢字暗記」がまとめられた本です。
独特のリズムや語呂合わせを使った動画は、見ていてクセになりますよね(*´ω`)
京都の漢字ミュージアムでも上映されていたそうです!
漢字「鬱」の覚え方 pic.twitter.com/xScWMw5QjW
— オジンオズボーン篠宮暁 (@shinomiyaakira) October 1, 2019
(最初に話題になったのはこの覚え方……!)
このブログの中の人の一人である私Mは元々お笑いが好きで、確か十数年前、中学生の頃に篠宮さんの画像を待ち受け画面にしていたこともありました……。笑
最近はギャグやシャッフル男爵というネタのイメージが強かったのですが、「クイズ番組に出るために漢検1級を取る」という目標で漢字を勉強し、実際に活躍されている姿を見てすごいなーと思っておりました。
「東大王」にも出演されていましたね。
今回はそんな篠宮さんの「書けたらカッコイイ 漢字が秒で覚えられる! #秒で漢字暗記」がどんな本なのかチェックしていきたいと思います☆
内容は?
この本で覚えられる漢字は140字。
小学校で習う漢字から、クイズ番組ではおなじみ(?)57画もあるビャンビャン麺の「ビャン」という漢字まで幅広く取り扱われています。
全ての漢字に篠宮さんオリジナルの覚え方がついているほか、画数や部首、音読み訓読みもばっちり表記されています。
それぞれの漢字には漢検の何級レベルにあたるかマークもついているので、自分が学びたい級の漢字を優先して覚えることもできそうです。
また、各ページに漢字の覚え方の動画を見られるQRコードもついています。
過去に公開されている動画のQRコードがそのまま載っているのかな? と思いつつ試しにいくつか見てみると、どうやらこの本のために改めてまとめられた動画のようでした。
10~20秒程度の動画で、漢字の覚え方が流れたあとにその漢字を表した画像が出るという、簡潔でシュールな雰囲気が面白いです。
巻末には全ての動画を一気に見られるQRコードもついていました。
この記事を書きながら流してみたのですが、耳だけで聞くと呪文のよう……。笑
何の漢字か想像するのも面白かったです。この暗記法で全部覚えたら聞くだけで漢字が浮かぶかもしれませんね。
ちなみに漢検準1級レベルの漢字は、50字ほど載っていました!
準1級や1級の漢字が多く掲載されているのではないかと思います。
それぞれ単語や熟語として載っているので、聞きなじみのあるものが多いですが、タイトルの通り「書けたらカッコイイ」かも、と思えるものばかりです。
過去にTwitterに投稿されたもので例を挙げると、このような熟語が掲載されています。
↓
漢字「蜘蛛(くも)」の覚え方#秒で漢字暗記 pic.twitter.com/j4vFUklmpM
— オジンオズボーン篠宮暁 (@shinomiyaakira) October 4, 2019
漢字「鸚鵡(オウム)」の覚え方#秒で漢字暗記 pic.twitter.com/FQurH0GFZL
— オジンオズボーン篠宮暁 (@shinomiyaakira) October 30, 2019
他にも漢字コラムや豆知識が載っていて、読み物としても楽しめるようになっていました。
クスッと笑える部分もあり、なるほど! と思えるところもたくさんあります。
読んでみた感想
個人的には、難しい漢字に興味を持つ取っ掛かりに使えるのはもちろん、漢検の勉強の補助的にも利用できそうだと思いました!
難しい漢字って、「何となく雰囲気はわかるけど細かい部分が思い出せない……」となることが多いと思うんです。
「へん」や「つくり」だけ思い出せない、なんてことも私自身よくあります。
そんなときにこの「秒で漢字暗記」が頭にあれば、リズムでスッと思い出せそうな気がしました。
私は漢字でも英単語でも、なるべく由来を調べて理屈がわかった状態で覚えたいタイプなのですが、漢検準1級レベルの漢字や熟語となると中国の故事などが基になっていることも多く、由来と字面がなかなか結びつきにくいなと感じることもあります。
そういった漢字はリズムや語呂合わせを使って楽しく覚えてしまうのも良いのかもしれないな、と考えるきっかけになりました!
これから実際にこの本の準1級漢字が覚えられるかどうか、試してみたいと思います(・ω・´)
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