こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「漢検 準1級 読み」の公式ブログです(^^)
いよいよ10月20日の検定日まで1か月を切りましたね☆
漢字の読み問題の練習ができる「漢検 準1級 読み」サイトでは、挑戦された皆さんの正答率も見られるようになっています。
今回は「音読み」問題の中から、正答率が低めのものをまとめたシリーズの第2弾です!
正答率の低い「音読み」をチェック!
「音読み」問題から15問集めてみました。
各問題をクリックすると答えのページを見ることができます。
意味やヒントから考えてみてくださいね♪
(正答率は2019年9月時点のものになります)
- 砥礪(正答率: 76.5%)
「といし/研ぎ磨くこと/学問などを高めようと努力すること」という意味の言葉です。
「砥」は「目が細かいといし」、「礪」は「粗いといし」を表す漢字で、どちらも準一級相当です。
「礪」は「砺」の異体字で、前回の音読み問題のまとめでも登場しました。 - 肇造(正答率: 76.1%)
「(国などを)はじめてつくること」を表す言葉です。
「肇」には「肇める(はじめる)」「肇め(はじめ)」という訓読みもあります。 - 豎子(正答率: 74.9%)
「未熟な者をさげすんでいう語。青二才」という意味の言葉です。
「豎」は「竪」の異体字です。 - 邇言(正答率: 74.9%)
「身近な言葉。だれにでも分かりやすい卑近な語」を表す言葉です。
「邇」には「ちかい。みぢか」という意味があり、「邇い(ちかい)」という訓読みもあります。 - 匡済(正答率: 74.8%)
「悪をただし、乱れをすくうこと」という意味の言葉です。
「匡」には「匡す(ただす)」「匡う(すくう)」という訓読みもあります。 - 簸却(正答率: 74.7%)
「箕(み)であおるようにして悪い部分を捨て去ること」を表す言葉です。
「簸」には「簸る(ひる・あおる)」という訓読みもあります。 - 竹篦(正答率: 71.2%)
「禅の修行で肩を打つ竹」を表す言葉で、2種類の音読みがあり、訓読みでは「たけべら」とも読みます。
「篦」には「へら・の・すきぐし・かんざし」という訓読みがあり、「の」は「矢の柄(え)」のことだそうです。 - 令婿(正答率: 70.6%)
「他人の婿をさす敬称」のことです。 - 董督(正答率: 70.1%)
「監督して正すこと。人々や軍隊を取り締まること」という意味の言葉です。
「董」には「董す(ただす)」という訓読みもあります。 - 巽言(正答率: 68.5%)
「やさしい言葉。へりくだっていう言葉」のことです。
「巽」は「選」や「撰」に似ていますが、読み方に注意が必要です。
「巽」には「たつみ」、「巽る(ゆずる)」という訓読みもあります。 - 茸茸(正答率: 68.2%)
「草が盛んに茂っているさま」を表す言葉です。
「茸」の訓読みには「きのこ・たけ」や「茸る(しげる)」のほか、「シカの古い角が落ちたあとに生えるやわらかい角」を表す「ふくろづの」もあります。 - 鋸屑(正答率: 65.0%)
訓読みでは「のこくず」とも読む言葉で、以前訓読み問題のまとめでもご紹介しました。
「材木をのこぎりで引いたときに出るくず。おがくず」という意味と、音読みの場合のみ「言葉や文章がよどみなく出ることのたとえ」という意味があります。 - 貰赦(正答率: 61.7%)
「罪に落とすことをさし控える。刑罰を軽くする」という意味の言葉です。
「貰」の訓読みには「貰う(もらう)」「貰りる(かりる)」「貰す(ゆるす)」があります。
音読みは漢字の上の部分から想像しやすいかもしれません。 - 舛逆(正答率: 56.4%)
「そむきさからうこと」という意味の言葉です。
「舛」には「舛く(そむく)」「舛じる(いりまじる)」という訓読みもあり、以前訓読み問題のまとめでもご紹介しました。 - 畢命(正答率: 56.0%)
「生命の終わること。生涯」を表す言葉です。
「畢」には「畢わる(おわる)」「畢く(ことごとく)」という訓読みもあります。
準1級漢字の読み問題をもっと練習したい!
いかがでしたか?
もっと読み問題を練習しておきたい方は、こちらのサイトから挑戦してみてくださいね♪↓
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