こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「漢検 準1級 読み」の公式ブログです☆
漢字の読み問題の練習ができる「漢検 準1級 読み」サイトでは、挑戦された皆さんの正答率も見られるようになっています。
これまで「訓読み」や「表外の読み」シリーズをまとめてきましたが、今回は「音読み」問題の中から、正答率が低めのものをまとめてみたいと思います☆
正答率の低い「音読み」をチェック!
「音読み」問題から15問集めてみました。
各問題をクリックすると答えのページを見ることができます。
意味やヒントから考えてみてくださいね☆
(正答率は2019年8月時点のものになります)
- 稲粟(正答率: 78.6%)
漢字の通り、「稲(いね)と粟(あわ)」のことです。
「粟」には他に「ショク・ソク」という音読みもあります。 - 甥姪(正答率: 77.9%)
漢字の通り、「甥(おい)と姪(めい)」のことで、訓読みで「おいめい」とも読むそうです。 - 頴慧(正答率: 75.5%)
どちらの漢字にも「かしこい」という意味があります。
それぞれ「頴(ほさき)」「頴れる(すぐれる)」、「慧い(さとい・かしこい)」という訓読みもあります。 - 繍腸(正答率: 75.2%)
「詩歌・文章の才に富んでいること」を表す言葉です。
「繍」は「繡」とも書きます。 - 豪宕(正答率: 75.1%)
「豪快で細かいことにこだわらず、思うままに振る舞うこと」という意味の言葉です。
「宕」は訓読みで「ほらあな」「ほしいまま」とも読みます。 - 葱青(正答率: 74.4%)
「草木の青々としているさま」を表す言葉です。
「葱」には「ねぎ」の他に「葱い(あおい)」という訓読みもあり、「あざやかな緑色や青色」を表す漢字でもあるそうです。 - 竈神(正答率: 73.3%)
「かまどを守護する神」のことで、 訓読みで「かまどがみ」とも読みます。
「竈」には「へっつい」という訓読みもあり、「かまど」と同じ意味なのだそうです。 - 甑中(正答率: 71.9%)
「甑」は「こしき」と読み、「米などを蒸す道具」のことです。
音読みは漢字の左側がヒントになりそうですね。
「甑中(に)塵を生ず」で、「極めて貧しいこと」を表します。 - 莫春(正答率: 66.9%)
「春の暮れ。晩春」を表す言葉です。
「莫」には他にも「モ・バク・マク」といった音読みがあります。
訓読みも多く、以前の訓読み問題のまとめにも登場しています。 - 寅畏(正答率: 65.9%)
それぞれ「寅む(つつしむ)」、「畏れる(おそれる)」「畏まる(かしこまる)」という訓読みがあり、「慎み、恐れること。かしこまること」を表す言葉です。
「寅」は十干十二支の読み問題にもよく登場するので、覚えておきたいですね。 - 周匝(正答率: 65.6%)
「まわりをとりまくこと/すみずみまで十分ゆきわたること」という意味の言葉です。
「匝」には「匝る(めぐる)」という訓読みもあります。 - 頗僻(正答率: 65.6%)
「かたよること、不公平なこと」を表す言葉です。
それぞれの訓読みは「頗る(かたよる・すこぶる)」、「僻る(かたよる)」「僻む(ひがむ)」「僻(ひめがき)」です。
どちらも準一級相当の漢字なので、しっかりと覚えておきたいですね。 - 蛎殻(正答率: 61.7%)
「牡蠣の殻」を表す熟語で、「蛎」は「蠣」の略字です。 - 冴寒(正答率: 60.2%)
「きびしい寒さ」という意味の言葉です。
「冱寒」とも書きます。 - 繭紬(正答率: 51.9%)
「薄地の絹織物」を表す言葉です。
「絹紬」とも書きます。
準1級漢字の読み問題をもっと練習したい!
次回の検定日は10月20日(日)です。
申込は9月20日(金)までできるようですので、受検するか迷われている方は練習問題に挑戦してみてから決めるのも良いかもしれませんね☆
読み問題の練習にはこちらもご利用ください♪↓
コメント