【訓読み・その4】正答率の低い問題をチェック!

正答率の低い問題まとめ

こんにちは!

漢字検定準1級の読み問題のサイト「只管!漢検読み問題(準1級)」の公式ブログです。

只管!漢検読み問題(準1級)」には現在約500問の読み問題を掲載しており、挑戦された皆さんの正答率も見られるようになっています。

今回はその中から、正答率が低かった「訓読み」問題をまとめた記事の第4弾です。

 

正答率の低い「訓読み」をチェック!

正答率が70%台以下になっているものを中心に10問集めました。

各問題をタップすると答えを見ることができます。

(正答率は2021年2月時点のものになります)

 

  1. 廿(正答率: 73.9%)
    ある数字を表す漢字です。
    「十」が2つ並んだ形からできたそうです。
    広島の地名「廿日市(はつかいち)」にも使われている漢字ですね。
  2. 愈愈、愈々(正答率: 73.6%)
    「前よりも程度がはなはだしくなるさま」「待望していた物事が成立したり実現したりするさま」などを表す言葉です。
    「愈」だけでもこの読み方をするそうです。
  3. 尤れる(正答率: 71.4%)
    この漢字を使った熟語「尤物(ゆうぶつ)」で「すぐれた人物や物」を表します。
    この字には他に「尤も(もっと-も)」「尤める(とが-める)」という訓読みもあります。
  4. 窄まる(正答率: 70.8%)
    「外からの強い力でせまくなる。窮屈になる」という意味の言葉です。
    この字には他に「窄む(すぼ-む)」「窄い(せま-い)」「窄む(つぼ-む)」という訓読みもあります。
  5. 匝る(正答率: 70.0%)
    「ぐるりとまわる」「周囲をぐるりと取り巻く」という意味の言葉です。
    音読みで掲載している「周匝」のほうも正答率が67.1%となっていました。
  6. 輿い(正答率: 69.0%)
    「神輿(みこし)」などで使われているのを見ることが多い漢字で、「輿(こし、くるま)」「輿せる(の-せる)」という訓読みもありますが、このような読み方もあるんですね。
    この字を使った熟語「輿論(よろん)」には「世の中の多くの人の考え」「多数の人々の議論による意見」という意味があります。
  7. 渥う(正答率: 63.9%)
    ほぼ答えになりますが、辞典によっては「渥い(うるお-い)」で掲載されている場合もあるようです。
    この字には他に「渥い(あつ-い)」という訓読みもあります。
  8. 伶(正答率: 61.7%)
    「音楽を奏する人」などを表す言葉です。
    」という字も表外の読みで同じ読み方をするそうです。
  9. 伶しい(正答率: 57.0%)
    先ほど出てきた「伶」のもう一つの訓読みがこちらです。
    賢しい」も表外の読みで同じ読み方をしますね。
  10. 圭(正答率: 57.3%)
    「古代中国で、天子が領土を与えたしるしとして諸侯に授けたかどのある玉器」を表します。
    「ケイ」という音読みで名前によく使われていますが、訓読みも覚えておきたいですね。

 

準1級漢字の読み問題をもっと練習したい!

令和2年度第3回の漢検は愈々明日ですね!

受検される方は体調に気をつけて頑張ってくださいね。

読み問題の練習にはこちらもご利用ください♪↓

 

 

 

 

 

 

 

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