こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「只管!漢検読み問題(準1級)」の公式ブログです。
「只管!漢検読み問題(準1級)」には現在約500問の読み問題が掲載されていて、挑戦された皆さんの正答率も見られるようになっています。
今回はその中から、正答率が低かった「表外の読み」問題をまとめた記事の第2弾です。
(第1弾はこちら)
正答率の低い「表外の読み」をチェック!
正答率が70%未満になっているものを中心に10問集めました。
各問題をタップすると答えを見ることができます。
(正答率は2021年1月時点のものになります)
- 林い(正答率: 68.7%)
「林」という漢字には「物事がたくさん集まっていること」という意味があります。
「林立」などの熟語から思い浮かびやすいかもしれません。 - 吐く(正答率: 68.2%)
「息などを吐き出す」「口に出して言う」という意味の言葉です。
「はく」は表外の読みではないので注意。
「一息吐く」「嘘を吐く」など文になっていると思いつきやすいですね。 - 野しい(正答率: 66.7%)
「洗練されていない」という意味の言葉です。
「寒しい」「俗しい」「劣しい」なども表外の読みで同じ読み方となっています。 - 令い(正答率: 64.2%)
以前「令和」の記事でも紹介しました。
「令」を含む熟語の「令名(れいめい)」「令聞(れいぶん)」に「よい評判」という意味があり、この表外の読みと同じ意味で使われています。 - 準える(正答率: 63.9%)
「他のものと比べて考える」「まねて作る」などの意味がある言葉です。
「准える」とも書きます。 - 販ぐ(正答率: 62.7%)
「売る」「あきなう」という意味の言葉です。
同じ漢字に「販う(あきなう)」という表外の読みもあり、こちらもほぼ同じ正答率となっていました。
あわせて覚えておきたいですね。 - 潤びる(正答率: 60.7%)
「水気をおびてふくれる」「ふやける」という意味の言葉です。
西日本では方言として使われていることもあるそうです。 - 配ぶ(正答率: 59.0%)
「配」という漢字には様々な意味がありますが、「ならべる」「くみあわせる」という意味もあるんですね。
他に「配す(ながす)」という表外の読みもあり、これは「島流しにする」ことを表すそうです。 - 署(正答率: 52.3%)
この漢字を使った熟語「部署」に「それぞれに役割や分担を決めること」という意味があり、そのあたりから想像しやすいかもしれません。
読み方は4文字です。 - 首す(正答率: 50.6%)
「白状する」「罪を申し出る」という意味の言葉です。
「自首」などの熟語から思い浮かびやすいかもしれません。
同じ漢字に「首め(はじめ)」という表外の読みもあります。
準1級漢字の読み問題をもっと練習したい!
簡単な漢字にも様々な表外の読みがあるんですね。
実際の試験問題では文章で出題されるため、漢字(言葉)単体で見るよりは想像しやすい部分もあるかもしれません。でも単体でも読める力をつけておけばかなり役立ちますよね。
2月14日に開催される、令和2年度第3回の漢検まであと約2週間。
読み問題をもっと練習したい方はこちらもご利用くださいね♪↓
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