こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「漢検 準1級 読み」の公式ブログです☆
漢字の読み問題の練習ができる「漢検 準1級 読み」サイトでは、挑戦された皆さんの正答率も見られるのがポイントです。
今回は「音読み」問題の中から、正答率が低めのものをまとめたシリーズの第3弾です!
正答率の低い「音読み」をチェック!
「音読み」問題から15問集めてみました。
各問題をクリックすると答えのページを見ることができます。
意味やヒントから考えてみてくださいね♪
(正答率は2019年10月時点のものになります)
- 堰塞(正答率: 82.5%)
「水の流れを土砂などでせき止めること」という意味の言葉です。
「堰」には「せき/いせき」という訓読みがあります。音読みは漢字の右側から想像しやすいかもしれません。
「塞」は2級相当の漢字ですが、「サイ」という音読みのイメージも強いので注意が必要です。 - 屑屑(正答率: 82.0%)
「小さな事にこだわるさま」「せわしく働くさま」「雨などが細かく降るさま」を表す言葉です。
「屑」の訓読みには「くず」「屑い(いさぎよい)」があります。 - 叩扉(正答率: 82.0%)
「扉をたたくこと。人を訪問すること」という意味の言葉です。
「叩」には「叩く(たたく/はたく)」「叩える(ひかえる)」という訓読みがあります。 - 蕃殖(正答率: 81.7%)
「生物が増えること」という意味で、「繁殖」とも書きます。
「播殖(はしょく)」と間違えやすいので注意が必要です。 - 九皐(正答率: 79.8%)
「幾重にも曲がりくねった奥深い沢」を表す言葉です。
四字熟語「鶴鳴九皐」は「世間から離れて暮らしていても名声が自然と知られること」という意味です。
「皐」の訓読みには「さわ/さつき」があります。 - 掩蔽(正答率: 79.6%)
「おおい隠すこと」を表す言葉です。
また、天文用語で「天体が天球を運行中に他の天体をおおい隠す現象」のことです。
「掩」には「掩う(おおう)」という訓読みがあります。
「蔽」は2級相当ですが、表外の読みに「蔽う(おおう)があります。 - 蠅頭(正答率: 79.6%)
「細かい文字」や「ごくわずかな利益」など極めて小さいものを表す言葉です。
四字熟語「蠅頭細書」も「非常に細かい文字のこと」を表します。 - 屡次(正答率: 79.5%)
「しばしば起こること。たびたび繰り返されること」という意味の言葉です。
「屡」は「屢」の異体字で、「しばしば」という訓読みもあります。 - 荏苒(正答率: 77.8%)
「なすことのないまま歳月が過ぎるさま。物事がはかどらず、延び延びになるさま」を表す言葉です。
どちらも準1級相当の漢字で、「荏」には他に音読み「ニン」や訓読み「え」「荏らか(やわらか)」があります。 - 杵臼(正答率: 76.0%)
「きねとうす」を表す言葉です。
「杵臼の交わり」という故事成語には「身分や貧富を超えた交友」という意味があります。 - 采芹(正答率: 75.1%)
「入学すること」を表す言葉です。
「芹」は1文字で「せり」と読みますが、「芹子/水芹」と書くこともあります。 - 臣妾(正答率: 73.5%)
「家来とめかけ」「人に服従する者」という意味の言葉です。
「妾」には「めかけ」のほか「わらわ」という訓読みもあります。 - 鶏黍(正答率: 73.2%)
「心を込めて客をもてなすこと」という意味の言葉です。
「黍」には「きび」という訓読みがありますが、音読みも覚えておきたいですね。 - 窪隆(正答率: 66.8%)
「くぼんだ所と盛り上がった所」「盛衰」を表す言葉です。
同じ漢字を用いた熟語「窪下」も掲載していますが、こちらも正答率:68.5%とやや低めになっています。
「窪」の音読みをしっかり押さえておきましょう。 - 宮娃(正答率: 63.0%)
「宮中に仕える美女」を表す言葉です。
「娃」には「娃しい(うつくしい)」という訓読みもあります。
準1級漢字の読み問題をもっと練習したい!
いよいよ明日は2019年度・第2回検定日ですね。
受検される方は一緒に頑張りましょう(^^)!
読み問題を復習しておきたい方も、今後の受検に向けて勉強したい方も、ぜひこちらのサイトをご利用ください♪↓
コメント