こんにちは!
漢字検定準1級の読み問題のサイト「漢検 準1級 読み」の公式ブログです☆
今年ももう半分が終わりましたね。
次回の漢検の受付が開始されたということで、7月から勉強を始めている方もいるかもしれません。
さてさて、漢字の読み問題の練習ができる「漢検 準1級 読み」サイトでは、挑戦された皆さんの正答率も見られるようになっています。
このブログでは正答率が低めな問題を時々まとめていますが、今回は「訓読み」の第3弾です!
正答率の低い「訓読み」をチェック!
「訓読み」問題から15問集めてみました。
各問題をクリックすると答えのページを見ることができます。
意味やヒントから考えてみてくださいね☆
(正答率は2019年7月時点のものになります)
- 徽(正答率: 72.6%)
ほぼ答えになってしまいますが、「はたじるし」や「組みひもなどの小さいしるし」を表す漢字です。
ちなみにこの漢字の「糸」の上に横棒がないものも許容字体で、どちらで書いても構わないそうです。 - 瑞い(正答率: 72.1%)
「喜ばしい」ことを表す言葉です。
この漢字1文字で「しるし」「みず」という訓読みもあります。 - 昏む(正答率: 69.9%)
ほぼ答えになりますが、「目がくらむ」という意味の言葉です。
他の訓読みには「昏れ(くれ)」「昏い(くらい)」があります。 - 鵠い(正答率: 66.7%)
この漢字1文字で「くぐい」という訓読みもあり、これは白鳥の古称なのだそうです。
そこから想像するとわかりやすいかもしれません。 - 顚れる(正答率: 63.8%)
「ひっくり返る」や「転ぶ」という意味の言葉です。
左側の「眞」を常用漢字の字体「真」にした「顛」という異体字で書いても構わないそうです。 - 鍾める(正答率: 63.2%)
「一か所にまとめて寄せる」という意味の言葉です。
「集める」と同じ意味ですが、こちらは「同情を鍾める」など抽象的なものに用いられます。
この漢字1文字で「さかずき」という訓読みもあります。 - 鼎に(正答率: 62.2%)
「ちょうど」という意味で、漢文などに使われる言葉です。
この漢字1文字で「かなえ」という訓読みもあります。 - 瀦り(正答率: 61.4%)
「瀦まる(たまる)」という訓読みもある漢字です。
「ため池」や「水がたまる」ことを表す漢字なので、そこから考えると想像しやすいかもしれません。 - 芥菜(正答率: 59.7%)
マスタードなどの原料となる植物で、「芥子菜」とも書きます。
「芥」には「あくた」という訓読みもあり、こちらは「ごみ」や「ちり」を表します。 - 蕩く(正答率: 58.2%)
「ゆれうごく」という意味の言葉です。
この漢字には他にも「蕩(ほしいまま)」「蕩う(あらう・はらう)」「蕩ける(とろける)」といった訓読みがあるので、あわせて覚えておきたいですね。 - 諏る(正答率: 57.3%)
「相談する。意見を求める」という意味の言葉です。
「諏う(とう)」という訓読みもあります。 - 膏す(正答率: 55.8%)
「膏雨(こうう)」や「膏沢(こうたく)」といった熟語に使われている漢字で、「うるおす。めぐむ」という意味です。
他に「膏(あぶら)」「膏える(こえる)」という訓読みもあります。 - 緬か(正答率: 51.5%)
「緬い(とおい)」という訓読みもあるのがヒントです。
ほぼ答えになりますが、「はるかに遠い」という意味があります。 - 廓しい(正答率: 48.3%)
他に「廓い(ひろい)」「廓げる(ひろげる)」という訓読みもある漢字です。
「廓然(かくぜん)」という熟語で「むなしいさま」「わだかまりのないさま」を表します。 - 舛じる(正答率: 45.4%)
ほぼ答えになりますが、「入り混じる。乱れる」という意味の言葉です。
「舛く(そむく)」という訓読みもあります。
準1級漢字をもっと勉強したい!
いかがでしたか?
今後も正答率の低い問題は少しずつまとめていく予定です。
次回の検定日は10月20日(日)。
まだ時間があるように感じますが、夏休みを利用して一気に勉強を進めておくのも良いかもしれません(^^)
読み問題の練習には、ぜひこちらをご利用ください♪↓
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